OB・OGの「今」
アプリケーションスペシャリスト
吉田 真麻さん
- キヤノンメディカルシステムズ株式会社
- (保健学科14期卒)
2020年3月現在
現在の業務について教えてください。
新規血管造影装置やマンモグラフィの取扱い説明、画質や製品の設定調整、学会参加における情報収集、展示会などにおける展示説明要員として従事しています。
今の職業を選んだ理由を教えてください。
大学・大学院での専門的知識を活かせ、海外を含めた広い範囲での医療業界での仕事がしたかったため。
現在の職場を選んだ理由を教えてください。
学生時代の外資系の結果主義イメージがあまり自己の性格に合わず、国内メーカーを選択しました。
その中でも取り扱いモダリティが多く、さまざまな職種で放射線技師が活躍できる道があることを知り、現在の職場を選びました。
仕事のやりがい・課題・エピソードなどご紹介ください。
国内の専門分野のトップの先生方と直接話し、製品を調整し設定を決めていく仕事において、その仕事を認められ、日々快適に装置をお使いいただけていることが分かった時にやりがいを感じます。当然、先生方の要求を理解するための自分の努力は必要で、最も大きな課題と思っています。
そのために、学生時代よりも今の方が勉強に関する姿勢は意欲的かもしれません。
どの仕事でも同じと思いますが、社内・社外から「ありがとう」と言われた時は喜びを感じます。
プロフィール
- 2011年3月
- 大阪大学医学部保健学科放射線技術科学専攻 卒業
- 2013年3月
- 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 修了
- 2013年4月
- 東芝メディカルシステムズ株式会社 入社
- 2013年5月
- 同 営業本部 X線営業部 アプリケーションスペシャリスト
- 2013年10月
- 同 中部支社 X線装置 アプリケーションスペシャリスト
- 2017年10月
- 同 関西支社 X線装置 アプリケーションスペシャリスト
(2018年 キヤノンメディカルシステムズ株式会社へ社名変更)
2020年3月現在
保健学科の放射線専攻は、就職先を放射線技師になる道1つに絞りがちかもしれません。
「就職」と言う大きな選択の中で、大学で学ぶ4年間、また大学院で専門的に学ぶ2年間での経験は、おそらくどのような職場に行かれても活かされるものだと思っています。
私の本学での6年間は、今のサラリーマンとしての大きな糧となっています。メーカーのアプリケーション担当ですので本学での経験は、仕事に直結していて当たり前と思われますが、医療への考え方や感性は本学で学んだ経験により作られた部分は大きいと思っています。
自分に合う職業、職場が何なのかは皆さんが思っているよりもずっと広く探して見てみても良いのかなと思います。頑張ってください。