OB・OGの「今」
大学教員
武村 哲浩さん
- 金沢大学医薬保健研究域保健学系
- (医短25期・保健学科2期卒)
2020年3月現在
現在の業務について教えてください。
金沢大学医薬保健学域保健学類放射線技術科学専攻の教員として放射線治療に関する講義を担当しています。
今の職業を選んだ理由を教えてください。
医療短大の頃、当時の教員に将来教員になることを勧められたのがきっかけでした。
研究には興味があり面白いと思っていましたが、教員になる方法を指し示してくれたことで、そういう道もあることを認識できました。
しかもちょうど各学校が4年制へ切り替わる直前の時期で、数年後から教員数も急激に増えた時期でしたので時流に乗れたのだと思います。
現在の職場を選んだ理由を教えてください。
医療短大、保健学科在籍中にお世話になった研究室が現在の金沢大学の先生とつながりがあり、金沢大学の医療短大が保健学科(現保健学類)になる際に教員を募集しておりそのつながりから金沢大学を紹介していただきました。
それからすでに20年近く在籍していることになります。
仕事のやりがい・課題・エピソードなどご紹介ください。
教授になって、学内の仕事や対外的な仕事が増え、自身が手を動かして研究することがめっきり少なくなり、代わりに学部生や大学院生にしてもらうことが多くなりました。それは仕方ないことですが、個人的には研究に没頭できない寂しさや、自分がやればすぐ終わるのにと思うもどかしさを感じています。
逆に、指導した学部生や大学院生が学会や特に国際学会にわりと当たり前に発表するようになり嬉しいところです。
プロフィール
- 1994年
- 大阪大学医療技術短期大学部診療放射線技術学科 卒業
- 1994-1997年
- 兵庫医科大学病院
- 1999年
- 大阪大学医学部保健学科放射線技術科学専攻(3年次編入)卒業
- 1999-2007年
- 金沢大学医薬保健研究域保健学系 助教
- 2002年
- 金沢大学大学院医学系研究科 保健学専攻 医用放射線科学領域 博士前期課程 修了
- 2005年
- 金沢大学大学院医学系研究科 保健学専攻医用物理・生命情報学領域 博士後期課程 修了
- 2005年
- 博士(保健学)取得
- 2007-2016年
- 金沢大学医薬保健研究域保健学系 准教授
- 2016-現在
- 金沢大学医薬保健研究域保健学系 教授
2020年3月現在
偶然を運と言うならば、人生の多くのことが運に左右されていると思います。私もそう感じている一人です。
ただ、その運を掴むかどうかも日々の準備によって左右されるのではとも思います。
何かうまく行かなくてもネガティブにならずポジティブにやり続けることで、ラッキーからハッピーになるときが来るのではと思います。