学生さんお役立ち情報

近畿大学病院

大阪府大阪狭山市(最寄駅:南海「金剛」駅よりバス)
病床数:929床
https://www.med.kindai.ac.jp/

病院概要

放射線技師人数
54
男女比
男性40名
女性14名
年齢構成
~30歳9名
31~45歳34名
46~60歳5名
60歳~6名

(2021年7月現在)

保有モダリティ

一般撮影装置6台病院棟5台、救災棟1台
乳房撮影装置1台
TV透視台6台病院棟5台、救災棟1台
CT装置6台治療1台、核医学1台、救災棟1台を含む
MRI装置4台1.5T:2台、3.0T:1台、救災棟1台
血管撮影装置3台ハイブリッドOP1台含む
心血管撮影装置3台
SPECT装置2台
PET/CT装置1台
治療3台リニアック2台、RALS1台
骨密度1台
救急部門
あり
当直人数(夜勤・日祝日勤務含む)

2人/日
約3回/月

  • 祝日は3人・日曜の日直は11:45まで
  • 日勤補助1名
学会参加
あり
研究活動支援

費用:なし
時間:なし

  • 学会参加は発表者と役員は公費出張、自己啓発のための出張は金額補助を1回/年申請可能。
  • 研究は各自自由だが原則時間外。個人研究費としては大学から2万円/年支給あり。
レクリエーション

技師としてのイベントは、放射線科医師・看護師・医療事務と新人歓迎会・忘年会・送別会を開催。
各部署ではローテーション時に歓送迎会を別途開催。
病院互助会主宰で隔年1泊2日の旅行有。放射線科医局開催のゴルフ大会にも自由に参加できます。

施設アピールポイント

近畿大学病院は、南大阪唯一の大学病院としてこの地域の基幹病院の役割を担っています。南海高野線金剛駅からバスで約15分と少し離れた場所(大阪狭山市)に位置し高台に建っているため周辺道路から赤いレンガの大きな建物を確認できます。冬には幹線道路に雪がなくても病院周囲には雪が積もっていることもあり、車の屋根に雪を積んだまま走って帰ることもあります。近くに日本最古のダム式ため池の狭山池があり、春には桜が池周囲を取り囲み、お花見に絶好の場所となります。夏には病院の東側駐車場や屋上からPLの花火を見ることができますし、冬は敷地内にイルミネーションを点灯させて仕事の疲れを癒してくれます。駅から離れているので周辺の自然がまだ残っており、病院の駐車場の近辺では周辺の農家の人たちが野菜や葡萄を販売されています。大野葡萄は結構有名です。

当院は1975年5月に開設され、東に医学部学舎、西に看護学校を併設しています。開設準備時の技師は6名、全員が大阪大学X線技師学校、医療技術短期大学部の卒業生で、当時の放射線科教授・助教授も大阪大学出身であったため放射線部内のシステムや撮影法はほぼ実習したものと同じでした。当初は装置も大阪大学と同じものが何台かあって実習でもう少し真面目に習っておけばよかったと後悔したものでした。その後2005年に高度先端総合医療センターがオープン、サイクロトロン稼動、PET分子イメージング部開設、2013年救急災害センターを病院棟の北側に新設し大地震や列車事故のような大規模災害、卒中コールやハートコールに対応できる設備を整えました。救急医療に必須のワンフロア完結型となるよう1階の中央に放射線機器を備え、高度で適切な医療を最短時間で提供できるように配置しました。

2019年4月より放射線治療部に新型リニアックHalcyonを稼働、6月にはAngio装置1台と1.5TMRIを更新しました。今年度はCTが2台更新予定です。年度計画を立てつつ装置更新が進んでいますが、当院にとって今、大きな目標は数年後の新病院移転です。まだ規模や方針ははっきりと知らされていませんが、堺市の泉北高速線泉ケ丘駅の近くに開設される予定です。医学部も同時に移転し、教育、医療、研究の最先端の大学病院となることでしょう。「西の慶應を目指せ」だそうです。

関連の施設として奈良病院、関西国際空港クリニックがありますが、技師が常駐しているのは病院だけです。狭山・奈良の2病院内では年に1度全員参加で合同の勉強会を開催します。技師としての知識や技術の紹介だけでなく2病院共通の電子カルテへの取り組みや人事待遇改善、医療安全などを話し合う場となっています。病院間の研修も積極的に行い、近畿大学としてレベルアップにつながっています。就職試験は2病院一括で行われますので配属がどこの病院になるかわかりませんが、人事交流も積極的に行われていますし、どちらの病院も大阪大学の先輩が親切に仕事も研究もアドバイスしてくれます。
勤務時間は変形労働時間制をとっています。原則8時30分から17時00分(休憩60分)ですが、1か月の所定労働時間に合わせるように勤務時間を調整します。夜勤者の勤務は2交代制を取っていますので、16時45分から翌日8時45分までとなります。完全週休二日にはまだなりそうにありませんが土曜日の休暇を利用して勉強会に参加でき、夏期休暇は7月から12月の期間で7日取れます(入職した年は5日です)。院内の各科や他職種との合同の勉強会を開催したり、カンファレンスに参加したりしてスタッフ間のコミュニケーションを大事にしています。学会発表も快く推奨されて、公費出張で参加できますが、内容は厳しく吟味されます。近畿大学として恥ずかしくない発表となるように技師全員でチェックされます。その山を乗り越えて発表の壇上に上がった誇らしげな顔を見ると成長を感じることができます。
現在、中央放射線部の所属長は医療技術部の部長統括でもあります。所属長と部長統括の二足のわらじは大変な仕事だと思いますが、いつも私たちの仕事がしやすいように他の部署との交渉をしてくれますし、大学病院として恥ずかしくない技師に育てるという信念を持って厳しく優しく接してくれます。業務を優先することはいうまでもありませんが、大学院への再入学・海外発表も許可されます。

近畿大学は「近大マグロ」が有名です。みなさんはテレビで何度も放映されているのでご存じかもしれませんが、「近大マグロ」が成功するまでにかなりの時間と費用を費やしました。そこまで辛抱強く研究を続けた成果が何年後何十年後に花開き、ブランド力を高めました。同じような努力を積み重ねて私たちも医療の業界で、活躍する放射線技師を育成するつもりです。この精神を持って作り上げる新病院をぜひぜひご期待下さい。