学生さんお役立ち情報

兵庫医科大学病院

兵庫県西宮市(最寄駅:阪神「武庫川」駅)
病床数:963床
https://www.hosp.hyo-med.ac.jp/

病院概要

放射線技師人数
53
男女比
男性38名
女性15名
年齢構成
~30歳27名
31~45歳14名
46~60歳9名
60歳~3名

(2021年7月現在)

保有モダリティ

一般撮影装置6台汎用5台、救急1台
乳房/生検撮影装置1台
TV透視台6台汎用5台、救急1台
CT装置3台汎用2台、救急1台
MRI装置4台1.5T:1台、3.0T:3台
血管撮影装置5台IVR4台、ハイブリッド1台
SPECT装置2台
PET/CT装置2台
治療4台リニアック2台、RALS1台、シード1台
外科イメージ4台
骨密度1台
救急部門
あり
当直人数

当直:2名
居残り:1名
日直:日曜日3名/土曜祝日4名

学会参加
研究活動支援
あり
学会参加

国内外を問わず、グループ単位が基本の申告制。

研究活動

技師室では毎週、研究報告会を実施。
研究内容は各自自由だが、原則時間外。

レクリエーション

定期的なイベントは、新人歓迎会・忘年会・新年会・送別会を開催しています。
また、各業務グループでの飲み会や、個々でフットサル・カヌー・ツーリング・スキー・釣りなどで親睦を深めているようです。
院内では、ビールパーティーやバレーボール大会などが開催されています。兵庫県技師会主催の野球大会やバーベキュー大会にも有志が参加しています。

施設アピールポイント

兵庫医科大学病院(兵庫医大)は、大阪と神戸の中間に位置し、西宮市の東を流れる武庫川の西岸沿いにあります。
最寄り駅の阪神「武庫川」駅は、駅のホームが西宮市と尼崎市の境を流れる武庫川の橋上にあるという珍しい立地になっています。ホームから、西側には六甲の山々、海側では汽水域まで見渡せ、川面にはゆったりと泳ぐ鯉やボラ、それらを狙う釣り人の姿がみられます。堤防の上には日向ぼっこをするカワウ(鳥)が観察できるのどかな駅ですが、雨が降るとホームの中まで雨滴が飛び跳ね、冬場には寒気が吹き抜ける過酷な状態も経験することがあります。
ふた駅神戸側には甲子園球場があり、春夏の大会時には高校球児が熱戦を繰り広げますが、これに負けじと阪神タイガースもファンの期待を背負って奮戦します。
さらに南西の西宮浜には、太平洋を単独横断された堀江謙一氏のマーメイド号が展示されているヨットハーバーがあり、延々と続くウッドデッキや係留されているヨットから伸びたポールが揺れる風景は、異国の雰囲気を醸しだしています。

1972年に開学した兵庫医科大学に併設された大学病院として稼働しており、関連施設としては、丹波篠山市にささやまキャンパスがあります。ささやまキャンパスでは、「ささやま医療センター」、「リハビリテーションセンター」、「老人保健施設」を運営しており、各施設間の連携を通じて、保険・医療・福祉の総合ケアを提供しています。現在、ささやま医療センターには6名の診療放射線技師が勤務しています。
2007年には、薬学部・看護学部・リハビリテーション学部の医療系3学部をもつ「兵庫医療大学」を神戸のポートアイランドに開学し、2022年4月には兵庫医科大学と統合予定となっています。
2015年4月には、地域住民の健康増進を図ることを目的に、本院の隣に「健康医学クリニック」を開設し、疾病の早期発見に努めております。健康医学クリニックは当院と隣り合わせの建物であるため、放射線技術部から非常勤職員として数名が交代で勤務配置しています。

当院では1972年4月の開設以来、安全で質の高い医療・地域社会への貢献・よき医療人の育成を理念として診療を進めています。1995年の阪神・淡路大震災では被災地域にあることから機能不能に陥ってしまいました。この時の経験を教訓に、被災しても診療が止まらない病院を目指して、2013年に急性医療総合センターが設立されました。急性医療総合センターは1階に救命救急センターとIVRセンター、2階にEICU・CCU・救急病棟、3階にICU・HCU、4階に手術センター、5階にアイセンター・手術センター・中央減菌室、6階にNICU・GCU、7階に機械室・サーバ室と配置され、免震構造で急性期医療に対応できるように構成されています。予てより、私たち診療放射線技師は、災害発生時の診療支援を検討する方法として机上シミュレーションを実施しておりましたが、2005年に発生したJR福知山線脱線事故時には多数の疾病者が運び込まれ、入手される情報と実情との乖離、日常診療の中に多数疾病者が搬入された場合のリアルタイムな勤務シフトや伝達方法、患者登録の簡素化など様々な改善点が浮き彫りにされました。
阪神・淡路大震災の10年後に、厚生労働省がDMATを結成し、放射線技術部のスタッフも訓練に参加しておりましたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災では出動が決まり、大阪空港(伊丹)から自衛隊機で石巻に飛び立ちました。日常診療業務に加え、突発的な様々な事象に対応する準備をしなければならないことに各施設ともご苦労されていることと思います。

現在、兵庫医大の診療放射線技師は53名でありますが、大阪大学医療技術短期大学部の出身者が4名、大阪大学医学部保健学科の出身者が11名の計15名で、約3割が阪大出身者です。特にここ数年は、阪大出身者の数が増しており、学友会会員としては頼もしい限りです。
毎朝、始業開始5分前には(可能な限り)全員が集合して連絡会を行い、顔を会わせて健康が確認できる場を作っています。同様に、週に1度は始業15分前に集まり、研究発表会を行っています。研究発表会は、学会形式で行い、個々の研究成果をスタッフに報告する機会を与え、ステップアップして学会発表や論文投稿に繋がる機会としています。持ち回りで全員が行いますので、1年に約1回担当することになります。これを苦とする者や物足りないないと感じる者など、各自様々な葛藤をしているようです。
当直は2人体制で行っておりますが、手術時間の延長などに対応するため、「居残り」と称する応援体制をとっており、20時30分までは3人で業務を行っています。居残りが帰宅すれば2人で全ての業務に対応することになりますので、1人はMRIができる者、もう1人は血管造影ができる者というようにペアを組むようにしております。しかし、理屈通りの対応は難しく、対応できない場合は呼出すようにしています。呼出システムは、自分では能力的に対応できない場合から、突然の業務量増加で対応できない場合、更に多数疾病者が搬送される場合などについて、電話連絡からスタッフへの一斉メール配信などを設定しています。国立の大学病院では、医療技術部が設立されるようになり、診療放射線技師の部長が誕生して久しくなりますが、私立大学の病院では少し遅れて組織が見直されており、診療放射線技師の部長はまだ少ないようです。そんな環境の中、当院でも数年前から診療放射放射線技師が部長職に就くことになり、診療放射線技師の将来も明るくなってきたと感じています。

まだまだ、試行錯誤で運用している兵庫医科大学病院の放射線技術部ですが、2026年には新病院開院という事業計画もあり、技師室が一丸となって前進していける組織を目指しています。大阪や神戸にお越しの際は川の上にある駅で途中下車して、是非お立ち寄りください。